語学学習者向け! フランス語を鍛えるためにはアプリでの言語交換がおすすめ

ボンジュール! 気がつけば2019年も半年が過ぎようとしています! 日本は元号も変わり、既に「令和」から一月ですね。さて、そんな中「元号も変わったし心機一転フランス語の勉強に励もう」という人も多いかもしれません。語学の勉強を効率良く進めるために重要なのが友だちの存在。一緒に語学をやっている友人と励まし合いながら勉強するというのはとてもいいことです。しかしながら、日本に住む人はフランス人の友達を見つけるのが難しく、フランスに住む人はなかなか日本に関心をもってくれるフランス人を見つけるのが難しいかもしれません(日本人と簡単に仲良くなれるのは日本にもともと興味をもっている人というのが鉄板なのです)。
そんなとき、スマートフォンやパソコンがあれば、アプリを使用して簡単に日本に興味を持っている人を探し出すことができます。そして、相手が日本語を、自分がフランス語を学び相互に添削し合う言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)を通じて、それぞれの言語能力を高め合うことができます。今回は、フランス語を鍛えるための言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)・添削アプリを三つ紹介します!

タンデム ランゲージ・エクスチェンジ Tandem Language Exchange

はじめに紹介したいのが「タンデム ランゲージ・エクスチェンジ Tandem Language Exchange」というアプリです。ユーザインタフェースも個人的には使いやすいと思います。このアプリの特徴はアカウント登録の際に(Facebook、google acount、Weibo、Wechat でもアカウントを作れます)審査があることです。そのため、他の言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)アプリよりも安全性は高いのかなと思います。また、審査を通過してアクティヴになるアカウントばかりなので、真面目に言語を学んでいる人が多い印象です。ちなみに、登録さえしてしまえば、日本語を学びたい外国の方々から声をかけてもらえることが多いので、ガンガン学習中の言語を使ってコミュニケーションできます。チャットルームには翻訳機能やコメント機能がついているので添削もしやすいです。

また、「タンデム ランゲージ・エクスチェンジ」ならではの特徴は、時給を「先生」に払ってのプライベート・レッスンができるということ。フランス語学校はまとめて月謝を払うところが多いため、時間の都合がつかず行けなくなるともったいない結果になりかねないですが、プライベート・レッスンだと、DELF/DALFの直前だけ対策としてレッスンを受ける等柔軟なやり方ができるのが魅力的だと思います

タンデム画面イメージ

このようにフランス人もガンガン添削してきてくれます。

ハロートーク HelloTalk

次に紹介したいのが「ハロートーク HelloTalk」というアプリです。UIから機能まで、基本的には「タンデム ランゲージ・エクスチェンジ Tandem Language Exchange」と似ています。こちらも翻訳機能やコメント機能がついているため、チャットをしながらわからない表現もさっと調べられたり添削できたりと便利です。
「タンデム ランゲージ・エクスチェンジ Tandem Language Exchange」と違う点を挙げるなら、第一に、こちらのアプリにはアクティヴユーザーが、特に若い人が多いのかなと感じました。きっと審査の有無も関係しているのかもしれません。だからとってマナーの悪いユーザーが多いというわけではありません(少なくとも私は嫌な思いをしたことはありません)。アクティヴユーザーが多いため、「タンデム ランゲージ・エクスチェンジ Tandem Language Exchange」よりも声をかけられることが多く、常に学習中の言語でコミュニケーションしたいという方にはこの「ハロートーク HelloTalk」のほうがおすすめかもしれませんね。
また、第二の違いとしては、こちらはツイッターやライン、インスタグラムのように「つぶやく」ことができます。一対一のコミュニケーションに抵抗がある場合は、まずは不特定多数のネイティヴの方々に向けて学習中の言語でつぶやいてみて、そこから気の合いそうな人を見つけるというのもありかと思います。

ハロートーク つぶやき画面

こんな感じでタイムラインが作られます。

ランゲート Lang-8

最後に紹介したいのが「ランゲート Lang-8」です。こちらはスマートフォン/タブレットアプリではなく、ウェブアプリとなります。したがってパソコンからアクセスも簡単にできるので、長文のやり取りがしやすいです。たとえば、フランス語の小説の一描写でわかりにくいものがあったとき、ネイティヴの方々に質問したいとします。スマートフォンでポチポチ文字を転写するより、パソコンのキーボードでタイプしたほうが早いのではないでしょうか。あるいは、語学の学習もはかどりフランス語で日記をつけたいときなんかにも、タイピングのほうが捗るかと思います(もちろん人によりますが)。このようにスマートフォンでの勉強とパソコンでの勉強を上手く使い分けること、そして、両端末でフランス語にふれる機会を作ることが重要なのかなと考えます。

番外編

デュオリンゴ Duolingo

「デュオリンゴ Duolingo」は知っている人も多いかもしれません。こちらは言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)・添削アプリではないのですが、フランス語の単語やフレーズに関して、一日分の課題数を設定しつつ解いていくゲームアプリです。課題を解くとポイントがたまり、ポイントはゲームを有利に進めるためのアイテムと交換できます。まるでRPGゲームのように進んでいくので、楽しく毎日フランス語を学ぶことができるでしょう。
ただし、日本語設定だと習得言語として英語しか選べなかったと思います。そのためフランス語やその他の言語を学びたい場合は、設定を英語やフランス語にするといいでしょう。

サイタ

日本のクラウドワークス社が運営している「サイタ」というサービスを利用すると、様々な言語のプライベートレッスンを受講できるようです。自分の住んでいる街の近くのカフェなどで習えるため、気楽にフランス語をはじめてみるというには良いかもしれませんね。月1回から受講OKとのことなのでお財布にも優しいかと思います。

こもれび

これは私がいつか訪れてみたい教育施設の一つです。知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、志村響さんという方が開いている「語学塾」です。

塾だけど塾じゃない。語学学校だけど語学学校じゃない。“語学塾” こもれびは、「ことば」にフォーカスした独自のメソッドで英仏国数の指導をします

というキャッチフレーズが示すように、「こもれび」はこれまでの語学教室とは一線を画するのではないでしょうか。震えます。
この志村さんは、学部生の頃にDALF C2を取得し、仏検一級の最優秀成績で表彰されたこともある、若くてとてもフランス語がよくできる方なのです。それだけでなく、その独特の言語観が非常に興味深いです。こういうところでフランス語を学べたら、面白そうだな〜と切に思います。スタッフの方々もすごそうな方ばかりなので、ネイティヴとの言語交換とは主旨が異なりますが、新しいフランス語の鍛え方ということで取り上げてみました。

まとめ

かつてはフランス語を学ぼうとしたら「アテネ・フランセ」や「インスティチュ・フランセ東京」(旧東京日仏学院)等がメジャーな選択肢でした。東京に住んでいる人と地方在住社ではフランス語へのアクセス可能性はずいぶん違ったのではないでしょうか。しかし現在は、様々な場所で、そして自分に適した時間に言語を学ぶことができます。ウェブやアプリを上手に利用しつつ、最適なパートナーを見つけて効率のいい語学体制を作り上げていきたいですね!

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たーしー

現在、パリの大学で20世紀フランス文学(特に前衛詩)を研究しているクマ。フランスの時事、大学(奨学金)、文学、美術についての情報を中心にお届け。