ソルボンヌ文明講座(語学学校)、授業内容

Bonjour à toutes et à tous!  お久しぶりです(^^)/ つい先日、Cours de Civilisation française de la Sorbonne=ソルボンヌ文明講座(以下CCFS)で2学期分のすべての授業とテストを終えてきたほーしーです。約10年ぶりに学校に通うということでハラハラドキドキでしたが、本当に通ってよかったなと思える良い学校でした。今回はそんなソルボンヌ文明講座の具体的な授業内容と、学校の雰囲気を紹介したいと思います。

CCFS、7階談話室からの眺め、モンパルナスタワーとエッフェル塔

滞在許可証のでる語学学校のコース

 まず、ほーしーの通ったのはS20というコースで、文法の授業が週に10時間、音声学(発音矯正)の授業が2週間ごとに週5時間、それらの授業の合間に自分の興味のある文明講座(1コマ1,5時間)に自由に参加することができます。 そしてこのS20コースの他にも、長期ビザを申請することができるコースとして、語学学習時間の割合が多い通年コースや、フランスの修士課程入学を目指す準備コースなどがあります。

週の授業時間は20時間?

一つ気が付くことは、週20時間と言われているS20のコースですが、実質は20時間も授業にでなくても良いということ。もし、週20時間になるようにするとなると、週5コマの文明講座に出なければならないことになります。でも、そんな生徒はほとんどいません。担任の先生にもよりますが、通常は宿題もあるので、家庭学習の時間を加味しての20時間だと思われます。

各授業詳細

文法の授業(グラメール)について

10~20人ほどのクラス編成で、基本的には月から金曜日まで毎日2時間の授業がありますが、担任の先生によっては週4日、2時間半の場合もあります。

授業内容は?

これは担任の先生によってけっこう違います。一学期目に年配の先生に当たった時は練習問題を多くやり、文法が染みつきました。先生の板書が早くて書き写すのが大変だったのを覚えています。いっぽう2学期目の担任は若くて授業内容をすべてGoogleドキュメントで共有、為になるフランス語関連のサイトのリンクも載せてくれたので助かりました。しかしこの頃B2のクラスともなると、指定の本を一冊まるっと読んで、要約や感想を書く宿題も出され、かなりハードに…(*_*; また各学期、一度はクラス全員の前で自分の関心のある題材について発表することが義務で、これにはなかなか苦労しました。生徒どうしで議論する機会は授業中にはなかなかありませんでしたが、質問があればしやすい雰囲気でしたし、文法中心の授業はとても力になったと思います。

文法の授業のレベルは?

自分の入るクラスはあらかじめ受けたクラス分けテストで決められ、私ははじめB12のレベルからスタートしました。B1とB2の中間です。CCFSにはA1からC1(希望者が多ければC2まで)すべてのレベルの生徒がいますが、入学時点では中級者が一番多いように感じました。そして万が一授業のレベルが合っていないと感じても大丈夫!事務室(セクレタリア)でクラスの変更をたのめます。ベトナム人のクラスメイトは、相性のいい先生に当たるまで3回も変えてもらったそう^^;

音声学(フォネティック)の授業について

授業内容は?

音声学専門の先生が教えてくれます。授業の半分、30分ほどで発音理論を説明され、もう半分の時間を、録音室に移動して個々にヘッドフォンをつけ、発音を録音し練習するのを繰り返します。一学期は発音の特徴別にクラス分けされたので、韓国人と日本人だけのクラスでした。(中国人の発音はまた特別なので別クラス)2学期目は、多国籍ミックスなクラスで、より長い文章のアクサンのつけ方のトレーニングをしました。

音声学、発音矯正の授業を受けてよかったこと

苦手な発音を練習できたことはもちろん、発音のルールを改めて習ったことによって聞き取り能力も上がったのを実感します。

文明講座(コンフェランス)について

文明講座は可能な限りいくらでも受けられますが、全く出席しなかったとしても特に何か言われることはありません。(実際そんな生徒も結構いました…) ただ学期末テストの際には、最低2つの講座のテストを受けなけばならないのでそこは注意です。ここに文明講座の時間割を貼ってみます。例えば 同じ内容を違う時間枠で2回繰り返す講座がありますが、文法の授業の時間はひとそれぞれなので、どちらかには参加できるようになっているからです。

コンフェランスの内容は?

コンフェランスの内容は毎学期少しずつ変わりますが、美食(ガストロノミー)の講座やヴェルサイユ宮殿の授業など2学期間ほとんど変わらないものもありました。その他のにも文学、政治、新聞や雑誌などのメディア、美術史、また初心者用に、パリのユニークな場所を紹介するようなものもあります。

実際に参加したコンフェランスは?

ほーしーが実際に参加したコンフェランスは1学期は週6コマ、2学期に週に4コマでした。(毎週末バイトをしていたのでさすが6コマだと仏語の勉強時間が確保できないので減らしました(;・∀・))お菓子歴史家になりたいほーしーは、すべての歴史に関するコンフェランスと美食、その他も欲張ってできる限り参加していました。このコンフェランスがあったことはCCFSを選んだ一つの理由でもあったからです。

語学学校の雰囲気

学校の雰囲気はとてもよかったです!校舎はコンパクトながら綺麗ですし、飲み物の自動販売機に加え、いつでも浄水が飲めるウォーターサーバーが私の在校中に設置されました。さすが学費が高いだけあります…立地もモンパルナス、リュクサンブール公園に歩いていけるなど、雰囲気の良い界隈です。

どんな生徒がいるか?

国籍

学生の割合はあくまで私の主観ですが、アジア人が半数、アメリカ+ラテンアメリカ3割、ヨーロッパ+その他2割でした。私の場合は日本人はいつもクラスに私のほかにもう一人だけ、韓国人も同じくらいで、中国人の割合が一番多かったように思います。なので、学校で日本語を話す機会はあまりなく、常にフランス語でした。そしてこれだけ多国籍でB1より下のクラスだと英語で会話している生徒も多くいるようでした。

それぞれのフランス語学習の目的

一番多いのが20代前半の生徒で、CCFSで学んだあとはフランスの大学(院)に進学を考えている生徒でした。専門は文学や経済に美術、建築など様々です。その他、30歳以上の学生も少なくなく、第二のキャリアの為や、定年後の生涯学習のためにいらしているご年配の同級生、また夫のフランス勤務、またはフランス人と結婚によってフランス語を学んでいる女生徒(一人は妊婦!)も数人いました。

学校正面のパン屋さん

これはおまけ情報ですが、学校正面のパン屋さんは2018年度パリのバゲッドコンクールで一位に選ばれ、エリゼ宮、マクロン大統領の食卓に毎日バゲッドを納品している栄誉あるパン屋さんです。CCFSの学生になれば、もれなく毎日このバゲッドを買うことができます(*´ω`*)

まとめ

CCFSの授業は文法中心で会話が全然伸びなかったという意見も聞いたことがありますが、私はこの授業スタイルで良かったと思うし、自分の成長を感じています。なぜなら、会話のベースもやはり文法であり、上級者用の表現などに慣れるにはやはり座学が必須だと思うからです。もちろんハイレベルなビジネス会話が必要なのであれば、それ用のコースもありますが、そうでなければとにかく授業外で喋ることをお勧めします。 学校内の休憩室や、授業後にカフェに誘えばそんな機会は沢山あるでしょう!(議論はカフェでできますが、文法を授業外で教えてもらうことは難しいですから…(*_*;)
以上、ソルボンヌ文明講座の授業についての要約でした!またご質問のある方はメッセージ欄からお気軽にどうぞ!

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現在、ワーキングホリデービザでフランスは美食の都「リヨン」から「パリ」に引っ越して来たパンダのパティシエール。たーしーの妻。食や日常生活に関する話題を中心にお届け。もっぱらの趣味はbrocante=古物屋や蚤の市などでの宝探し。2018年8月、学生ビザを取得し再渡仏。9月よりソルボンヌ文明講座に通う。

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