ワーキングホリデービザについて

今日は私がフランスに滞在する為に、そして働く為に取った、ワーキングホリデービザについて、取得に関する個人的なアドバイスを交えながら書いていきたいと思います。

そもそもワーキングホリデーとは何か

名前の通り、ワーキングホリデー(略してワーホリ)とは、フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的として創られた制度です。

特徴は以下の通りです。

1. ビザは1年間有効。入国予定日を決めたうえでビザを申請すること。このビザはフランス本土の各県においてのみ有効(海外県・海外領土は除く)
2. ワーキングホリデービザ所持者は、フランス滞在中に滞在期間の延長や身分の変更はできない。
3. ビザの発給は1回限りであり、フランス滞在中もしくは出発前にパスポートを紛失、盗難しても再発給されない。

そして、

・申請時に満18歳以上30歳以下であること
・フランスを知るための渡航で、なおかつ仕事に就く意思があること
・フランスへのワーキングホリデービザを過去に取得していないこと
・子ども同伴ではないこと

が取得の条件です。

取得者は一年間フランスに滞在しながら、語学学校に通ったり、労働許可証の取得なしに仕事をする事ができます。(以前は許可証が必要でしたが、最近は変更されて必要なくなりました!)

ビザを取得する為に必要なもの

こちらです!

https://jp.ambafrance.org/2017年度ワーキングホリデービザ#t-a7bf

在日フランス大使館のホームページですが、本当にここに載っている通り!コピー用紙のサイズから証明写真の背景の色まで、ことこまかに守ってください。(※時々背景が青い証明写真機があるので注意!)

申請動機作文をかく際の注意点

大使館のホームページによると、申請条件を満たしていれば前向きに審査されると書かれているワーホリビザですが、却下されたと言う話もよく聞きます。その原因の大半は『申請動機作文』と言えるでしょう。

まず、却下された人の作文には、ワーキングホリデービザの主旨に反したことが書かれていることが多くあります。

具体的には以下のような内容です。

・フランスで修行したい(料理人、パティシエ、美容師など)

もともとワーホリビザは、労働が許可された主に観光が目的のビザです。たとえ滞在費の補助として働くことを許可していたとしても、失業率の高いフランスに、外国人がガッツリ労働したいという理由で入国することは好ましく思われていない様です。

・フランスに永住したい

ビザの期限後は帰国を約束としている本ビザでは、永住目的の入国も本来の意に反しています。たとえそれが夢であっても、心の奥にしまって置きましょう。

・フランスに居る恋人と暮らしたい

特定の人物に会いに行くと言うことは隠すことでは無いかも知れませんが、主な理由にはなりません。フランスでしたい事の中のついでとして位に書くか、一時滞在先として書くと良いかもしれません。ただの友人としておくのも一つの手です。

・ある種の学校に通ってとにかく勉強に専念したい

もちろん、ワーホリの滞在中に語学学校などに通うことは可能です。しかし、一年間勉強が目的で、勉強に集中したいとなれば、むしろ学生ビザを申請するべきではないかと判断されてしまうこともあるので、これも沢山あるしたい事のうちの一つとする方が賢明です。

申請動機作文の書き方、まとめ

作文はよほどフランス語に自信がない限り日本語がお勧めです。フランス語が出来ることは強みであり、語学力を伸ばしたいなどと文中に書いても良いのですが、それよりも動機作文の場合はやはり内容が重視されます。因みに、私と私が知っている限りのワーホリ経験者はみんな、日本語作文でした。

それでは、結局何を書けば良いか、実際に私が書いた内容を参考に、まとめると

・どうしてフランスに興味を持ったのか

私の場合、学生時代からフランスの歴史や文化に憧れをもっていたこと、食文化にも大変興味があることなど。

・フランスでしたいこと(ここが全体の大部分を占めると思います。住みたい場所、行きたい場所、そこでしたいことなどを具体的に…私の場合、美食の都リヨンで旧市街の近くに住みたい。本物の郷土料理、地方の特産物を味わいたい。マルセイユでブイヤベースを、アルザスでシュークルートを食べ、ディジョンのマスタード工場や、ボルドーのワイン蒸留場を訪れたいなど…)

・フランスでどの様な仕事をしたいか

私は何でも、と書きましたが、羊飼い体験やブドウの収穫など、観光客向けの仕事を書くこともお薦めです。

・どうしてワーホリでなければならないのか。たんなる観光ビザではいけないのか。

フランスでししたい事を全てこなすことに加えて、私は日本で3年間フランス語のプライベートスクールに通ったが、会話が充分に出来ないので、実際にフランス人の中で生活すること、1年という時間と、働く事が許されているワーキングホリデービザが必要だと書きました。

・帰国後は日本でどのようにフランスでの経験を活かしたいか

ここでもお菓子づくりの仕事には触れず、滞在中の経験を活かして、食品販売をしたいとことや、後々はフランス語を使える仕事につきたい。など書きました。…嘘ではないですが、本当は一番のところ、お菓子が作りたいです。笑

だいたいはこの様な感じです。

よく言われるのが、『起承転結』をつけて書くと良いと言うことと、滞在の目的がハッキリとしている事、そしてちゃんと帰国の意思があると言うことをアピールする事です。そして、注意点のところでも書きましたが、『したい仕事』に関しては、自分の専門に限った職業を書かない事!!私の場合、パティシエですが、特に職種は問わず、私にできる仕事があれば少し働いて、滞在費の足しにしたい。くらいに書きました。実際に渡仏後、どんな仕事に就くかは誰にも分からないので、本心は伏せておいた方が良いかと思われます。(幸運にも、渡仏前に職場が決まっている方も、伏せておいた方が良いかもしれません。さもなければ、就労ビザを薦められかねないかです。)

繰り返しますが、ワーホリはフランスと日本の若者の国際交流が本来の目的です。本当の目的は個人個人にあるとは思いますが、申請の際はぜひそれを忘れずに挑んで下さい!そして私の様に、フランスで働きたい、フランスで暮らしたいと考えている、パティシエやキュイジニエの方、その他沢山の方々が無事にビザを獲得できるように心から願っています。

追伸:ビザ申請の際の大使館予約は、3週間か、学生ビザの申請が増える8月には、1ヶ月以上前から埋まっていることがあるので、ご注意下さい。お早めに!

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現在、ワーキングホリデービザでフランスは美食の都「リヨン」から「パリ」に引っ越して来たパンダのパティシエール。たーしーの妻。食や日常生活に関する話題を中心にお届け。もっぱらの趣味はbrocante=古物屋や蚤の市などでの宝探し。2018年8月、学生ビザを取得し再渡仏。9月よりソルボンヌ文明講座に通う。

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