【フランス語】フランス語で気温・天気を表現する!「暑い」と「寒い」の中間は?

【フランス語】フランス語で気温・天気を表現する!「暑い」と「寒い」の中間は?

ボンジュール、パリパリマセマセのたーしーです。

前にも書きましたが、先週の耐え難い寒さは過ぎ去ったようで、今週は穏やかな気候が続いています。今日はお日様もでて外に出やすい季節になりましたね。新型コロナウイルスの話題がどうしても気になる、というのは脇に置いておいて。

季節の移り変わりの時期、せっかくなのでフランス語の気温・天気に関する表現を勉強してみようかと思います。ぜひぜひお付き合いくださいませ。

フランス語の気温・天気に関する表現

天気が良いときのフランス語表現

Il fait beau.

良い天気だね。

これは最もベーシックな言い回しですね。ここで使われている il は非人称の il と言い、時刻を表すときにも使われます。英語の “It rains.” (雨が降る)に似ていますね。

非人称の il は二十世紀文学を語る上で非常に重要な位置を占めているのですがそれはまた別の話……。

Il fait bon.

気持ちが良い天気だね。

「お日様が出ていて良い天気だなァ」といった意味の “Il fait beau” に対して、人間の感覚として「気持ちが良い」ということを伝える場合は、 形容詞 “bon” を使って、”Il fait bon” と言うといいでしょう

C’est agréable. (Le temps est agréable.)

気持ちいいね。(気持ちいい天気だね。)

“Il fait bon” に似た言い回しで、”C’est agréable. (Le temps est agréable.)” があります。春から夏に移り変わる過ごしやすい時期や、木陰で涼んでいるときに使われる表現です。

Il fait doux.

穏やかで過ごしやすい天気だね。

天気が穏やかな際はこのような言い回しを使います。 “Il faut doux comme au printemps.” 「春のように穏やかだね。」のように、これからやってくる春にふさわしいフレーズとも言えるでしょう。

天気が悪いときのフランス語表現

Le ciel est couvert.

空が曇ってるね。

“couvert” 「覆われている」という言葉を使って “Le ciel est couvert.” と言います。「空が雲で覆われている」=「曇っている」、と言うことでしょうね。

Il fait gris.

曇ってるね。

「曇っている」は、色を表す形容詞を使って、 “Il fait gris.” と表すこともできます。”gris” は「灰色」のことです。英語のグレーと似ていますね。

Il fait moche.

天気悪いね。

天気が悪いことを “Il fait moche.” ということもできます。”moche” は話し言葉で「醜い」や「悪い、ひどい」の意味。最近だとインスタグラム用にセルフィーをして、“Je suis moche (en photo) !!!!!” 「(写真写りが悪くて)私可愛くない〜!!!!!」なんて言うことも多いです(笑)

Le temps est pourri.

(雨が降って)ジメジメしてるね。

雨が降っていたり、雨が降ったあとだったりして、湿度が高くジメッとした気候のときは “Le temps est pourri.” と言います。”pourri” は “pourrir” 「腐る」という動詞の過去分詞です。

 

“Le complot des chemtrails” 「ケムトレイルの陰謀」って知っていますか?

以前友だちが写真を送ってきて、“Le complot des chemtrails” 「ケムトレイルの陰謀」を知っているか尋ねてきました。

その友だちによれば、« Les traînés laissées dans le ciel par les avions serait bourrées de produits chimiques qui retomberaient sur les villes pour intoxiquer les gens » 「飛行機が空に残した細長い跡〔ようは長く残る飛行機雲のようなもの〕には化学物質ふんだんに含まれていて、それが街に落ち人間を中毒にさせる」という陰謀論があるとのこと。

N’importe quoi !と思っていたのですが、ちゃんと(?)ウィキペディアにもそういう項目があるくらい、広く知られた陰謀論なんですね。こういう話を聞くと、ついつい自分も言いふらしたく、飛行機雲を見るたびに “Les chemtrails !” と言っています(もちろん冗談ですが)。

寒い(涼しい)ときのフランス語表現

Il fait froid.

寒いね。

氷点下の続く今年のパリの冬はよく使いましたね。副詞をおぎなって、“Il fait très froid.”「とても寒い」とか、 “Il fait trop froid !” 「寒すぎ!」とか頻出する表現です。

Il fait frais ce matin.

今朝は涼しいね。

「寒い」までいかないけど、「涼しい」時には “frais” という形容詞を使います。たとえば、春になって太陽が沈んだ頃のひんやりとした気候などは、このように表現するといいのではないでしょうか

Il fait à peine 2ºC !

たった2度しかないの!

フランス語では気温を表すときにも非人称の il を使います。たとえば “Il fait trente degrés à l’ombre.” 「日陰で30度ある。」等。寒いときは、この言い回しに “à peine” を組み合わせて “Il fait à peine 2ºC !” のように言うことができます。

“à peine” はよく使う表現で、「せいぜい〜しかない」という意味。以前、解釈したフランス・ギャルの歌には « J’avais à peine quinze ans » (私は15歳ぽっちだった)という部分がありました。

Quel froid de canard ! Je me caille !

なんて寒さだよ! 凍っちゃうよ。

面白いなと思う表現です。「ひどい寒さ」をフランス語で表すときは、日本語でも「マグレ・ド・カナール」や「キュイス・ド・カナール」でおなじみの “canard” 「鴨」という言葉を使い、”un froid de canard” と言います

“cailler” は「(血液や牛乳)を凝固させる」という意味で、これを再帰動詞(verbe pronominal)の形で使い、「自分を固まらせる」→「凍える、凍る」という風になります。

On peut glisser sur la route à cause du verglas.

雨氷のせいで道で滑っちゃうかもよ。

今年のパリは “verglas” 「雨氷」が多かったですね。「雨氷」なんて言葉を日本にいるときは知りませんでしたが、「セ氏零度以下に冷却した雨滴が樹木や地物にあたって氷、透明な表層となったもの」のことです。地面に水滴がつき凍った層ができているということですね。美しい日本語、もっと母国語も勉強しなきゃな。

“glisser” は「滑る」という動詞です。

暑いときのフランス語表現

Il fait chaud aujourd’hui.

今日は暑いね。

ベーシックな言い回しですね。”Il fait froid.”「寒いね」のときと同様、副詞をおぎなって、”Il fait très chaud.”「とても暑い」とか、 “Il fait trop chad !” 「暑すぎ!」と、状況に応じて変えるといいと思います。

C’est la canicule !

めっちゃ暑い!(猛暑だ!)

盛夏の頃、耐えられない暑さのことをフランス語で “canicule” と言います。夏のフランスはとても綺麗で映えますが、太陽の下を歩くのはとてもきついです。この頃には涼しいところへ旅行できたらいいなぁ……。

フランス語で気温・天気に関する表現 まとめ

いかがだったでしょうか。「暑い」、「寒い」だけでなく、その中間や気持ちいいかどうかを表現することで外国語の深みにどんどんハマっていけることでしょう。

これを書いたのが冬だったこともあり、相対的に「暑い」に関する表現が少なくなってしまったので、またいつか追記できたらと思います!