【お菓子史】「アントナン・カレーム」とフランス菓子(1)
- 2016/10/24
- お菓子史
お菓子に少し詳しい人なら、この名前を聞いたことがあるかもしれません。
製菓学校を卒業している人は更にでしょう。
本名は「マリー=アントワーヌ・カレーム」
いや、本当は捨てられた子が、自らこの名前を名乗ったというので、本当のホントは分かりません。
彼をひとことで表すとすれば、お菓子の世界のレオナルド・ダヴィンチ。
天才的な発明家、画家であり建築家であり、執筆者でもありました。
彼については語りつくすことが難しいと思うので、時間をかけて少しずつ勉強していきたいと思います。
また、これは私のひとつの夢なのですが、彼の書いた原書を、いつかフランス語で読んでみたいです・・・・
まず、彼が発明したもの、お菓子の絞り器や、料理人がかぶる山高帽。
小さなパーツを組み立てた大きな細工菓子のピエス・モンテ。
詳しくは、また次回・・・・!
【お菓子の歴史 おすすめ記事はこちら】
お菓子の歴史にまつわるおすすめ記事をセレクトしました。
- 「劣悪な紅茶 ミルクティー」① 茶(フランスのお菓子と歴史)
- チョコレートで知るフランス菓子の歴史(3)〜アステカからヨーロッパへ
- パックとは?イースターとは?〜フランスのお菓子と歴史
- 「ノルウェー風オムレツ ~オムレットノルヴェジエンヌ~」(フランスのお菓子と歴史)
- 「ガトードサヴォワ~中世から伝わるお菓子」(フランスのお菓子と歴史)
- 南仏「カリソン」の意味とその歴史。南フランスの香りがするカリソン・デクス 。
- 「パリ、ブルダルー通りのタルト 」~Tarte Bourdaloue~(フランスのお菓子と歴史)
- 「クレメ・ダンジュ~神々のご馳走」(フランスのお菓子と歴史)
- ナヴェットの意味とその歴史。南フランスに漂着した小舟のお菓子。
- 【1分でわかる】プティフールの意味とその歴史。オススメのお店も紹介。
などなど… 記事はたくさんあるので、カテゴリ「お菓子史」からチェックしてみてください♪ またワーホリを目指すパティシエ向けのフランス語レッスンも行っています。
- 前の記事
プティ・フールの解説:「小さい窯」を意味する一口サイズの小さなお菓子 2016.09.29
- 次の記事
【お菓子史】「シュトーレン」発酵菓子とフランス菓子(2) 2016.12.06
Author:ほーしー 投稿一覧
2017年にワーキングホリデービザでフランスは美食の都リヨンへ渡仏。現在パリで暮らすパンダのパティシエール。食や日常生活に関する話題を中心にお届け。もっぱらの趣味はbrocante=古物屋や蚤の市などでの宝探し。2018年8月、学生ビザを取得し再渡仏しソルボンヌ文明講座に通う。2019年〜大学生(歴史学)になりました。
コメントを書く