【お菓子史】「カニストレリ」 焼き菓子とフランス菓子

【お菓子史】「カニストレリ」  焼き菓子とフランス菓子

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カニストレリ

最近初めて知ったお菓子です。

なんでも地中海、コルシカ島のお菓子だそうです。バターは使用しておらず、さすが南仏、代わりにオリーブオイルを使用しています。

その為、ちんすこうのような少し硬めの歯応えがあり(ちんすこうはラードを使用)砂糖をまぶして焼き上げる為、どこかメロンパンの表面を思い出させる食感でした。

そしてもう一つ大きな特徴は、レモンの皮が入っているところでした。コルシカ島では、レモンや、それに似た柑橘類の“セドラ”などが取れ、揚げ菓子などにもその皮やコンフィなどがよく使われます。

袋を開けた瞬間、ふわっと香るオリーブとレモン。

購入したのは私の地元、高知県のパティスリー、「NEGRITA ネグリタ」さんです。

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子どもの頃は、pâtisserie française なんて高知にはなかったので驚きました。サントノーレやフォレノワールなど、クラシックなケーキも置いてあります。飛行機に乗らなくても、フランスのお味が身近なところで楽しめると言うのは、とても嬉しい事です。

もし、高知県を旅行される方がいれば是非、訪れてみて下さい…

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パティスリーネグリタの“サントノーレキャラメル”