チョコレートで知るフランス菓子の歴史(5)〜ショコラがフランスにやってきた
- 2017/02/18
- お菓子史

↓↓↓前回の記事はこちらから↓↓↓
ショコラ 、ヨーロッパ伝来!
今回のテーマです。
前回の記事で書いたように、ヨーロッパにショコラを持ち込んだのはスペインですが、フランスにはどのように伝わったのでしょう。
ショコラをフランスに持ち込んだのは、1615年にスペイン王室からルイ13世に嫁いだ、アンヌ・ドートリッシュだと言われています。
アンヌ王妃とその取り巻きの婦人達だけでなく、同行したスペインの修道士達がフランスの同僚にも配り、その普及に一役買ったそうです。
その後、有名な「太陽王」のルイ14世にもマリー・テレーズ・ドートリッシュが嫁ぎ、この二代続いてのスペインからの輿入れは、フランス王室にショコラを浸透させることになります。
なんと、コーヒーがまだ珍しくなかなか手に入らなかったので、ショコラの方が多く飲まれていた程だそうです。
フランス伝来当初のショコラは胃腸の調子を整えるをはじめとして、様々な効能のある《薬》でありながら、まだ現在の様な固形ではなく、水に溶かして飲むホットチョコレートで、砂糖が加えられ、既に美味しい飲みものでもありました。
スペインから嫁いだ王妃2人。
始めは良く思われた結婚生活も、早々と冷え切ってしまいます。
異国に嫁いだ寂しさを紛らわすために、ショコラに癒しを求めていたのかも知れません…
さて、次回はショコラのお菓子としての進化に迫りたいと思います…!
【お菓子の歴史 おすすめ記事はこちら】
お菓子の歴史にまつわるおすすめ記事をセレクトしました。
- 「劣悪な紅茶 ミルクティー」① 茶(フランスのお菓子と歴史)
- チョコレートで知るフランス菓子の歴史(3)〜アステカからヨーロッパへ
- パックとは?イースターとは?〜フランスのお菓子と歴史
- 「ノルウェー風オムレツ ~オムレットノルヴェジエンヌ~」(フランスのお菓子と歴史)
- 「ガトードサヴォワ~中世から伝わるお菓子」(フランスのお菓子と歴史)
- 南仏「カリソン」の意味とその歴史。南フランスの香りがするカリソン・デクス 。
- 「パリ、ブルダルー通りのタルト 」~Tarte Bourdaloue~(フランスのお菓子と歴史)
- 「クレメ・ダンジュ~神々のご馳走」(フランスのお菓子と歴史)
- ナヴェットの意味とその歴史。南フランスに漂着した小舟のお菓子。
- 【1分でわかる】プティフールの意味とその歴史。オススメのお店も紹介。
などなど… 記事はたくさんあるので、カテゴリ「お菓子史」からチェックしてみてください♪ またワーホリを目指すパティシエ向けのフランス語レッスンも行っています。CVや志望動機添削、パティスリーでの面接対策もOKです。
- 前の記事
チョコレートで知るフランス菓子の歴史(4)〜チョコと伝説のケツァルコアトル 2017.02.10
- 次の記事
【お菓子史】「ガレットブレッサンヌ」 発酵菓子とフランス菓子(3) 2017.02.19
Author:ほーしー 投稿一覧
2017年にワーキングホリデービザでフランスは美食の都リヨンへ渡仏。現在パリで暮らすパンダのパティシエール。食や日常生活に関する話題を中心にお届け。もっぱらの趣味はbrocante=古物屋や蚤の市などでの宝探し。2018年8月、学生ビザを取得し再渡仏しソルボンヌ文明講座に通う。2019年〜大学生(歴史学)になりました。
コメントを書く