【フランス】社会人からフランスの大学院受験に合格できる?ハードルは高い?
- 2022/10/25
- 留学・ワーホリ
ボンジュール、パリマセのたーしーです。ある日、これからフランスの大学院に留学することを希望する社会人の方からお問い合わせいただきました。今日はその方からの質問についてブログで答えたいと思います。
文系・理系問わず、英語圏への留学に比べ、フランス留学の情報はなかなかインターネットで見つけにくいようです。フランス留学に関するどんなことでもお問い合わせ受付中ですので、なにか質問があればお問い合わせフォーム(リンク)からお気軽にどうぞ〜。
社会人を経て、フランスの大学院受験を希望している方からの質問事項
(1)フランスの大学院の受験ハードルの高さについて
まず、受験ハードルの高さについて言いますと、研究計画の質が関わってくる印象です。研究計画は、指導をお願いしたい教授やその教授がいる大学とのコンタクトを取るために必要だと思います。また、キャンパスフランスでの面接やフランス政府給費留学奨学金の試験のためにも必要だと思います。
フランス政府給費留学奨学金の試験のための研究計画の書き方については、以下のブログ記事を参考にしてみてください。
それから、研究計画を書きながら(あるいは書くために)論文や研究書をたくさん読み、自分の研究と関心の似てそうな教授にコンタクトしてみるとよいかもしれません。
指導をお願いしたい教授へのコンタクトについては次のブログ記事で触れているので、もしよければ読んでみてください。
ちなみに大学院留学なら、語学はC1レベルがあれば大丈夫だと思います。
(2)フランスの大学院受験の際に専門を変えることについて
質問者の方はフランス文学科を卒業されているとのことなので、観光や農業を専門とする場合、学士課程の専門とは別のことに取り組むのかと思います。専門を変えること自体はできると思うので、専門を変えたいと考えるに至った経緯や動機を研究計画にしっかり書くのがポイントかと思います。
またフランスの大学院受験の際に専門を変えることについては、次のブログ記事で触れているので、もしよければ読んでみてください。
自分の通った大学の大学講師に相談してみるのはアリ?
このブログ記事をお読みのみなさんの通っていた大学の先生のなかにも、フランスに留学した経験のある方がきっといらっしゃると思います。
もし連絡できるような間柄なら、当時のゼミや講義でお世話になった先生に相談に乗ってもらうのは、個人的にはかなり有効なやり方かと思います。留学していた人の生の声が聞けるのはみなさんにとって有益ですし、フランスに憧れる学生を大学講師は大切にしてくれるはずです。
また、よほど意地悪でなければ、大学の先生は自分の話を聞いてもらうのが好きだと思いますよ〜。
(3) フランス滞在時の諸費用について
留学するにあたり、やはり何かしら奨学金があると精神衛生上よいかと思います。先に名前をあげた「フランス給費留学奨学金」に通れば、手続きの面でいろいろなメリットがあるのでオススメです。その他にもいくつか奨学金があるので是非挑戦してみると良いと思います。
今の研究テーマと全然違うことを学部で勉強していた+卒業後サラリーマンをしていたという、質問者さんと少し似た状況からフランスに来ることになったため、私も色々と悩みました。このあたりの気持ちは以下のブログに書いているのでぜひ読んでみてください。
社会人からフランスの大学院受験に合格できる?ハードルは高い? まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「社会人からフランスの大学院受験に合格できる?ハードルは高い?」という質問に答えてみました。
冒頭にも書きましたが、フランス留学に関するどんなことでもお問い合わせ受付中ですので、なにか質問があればお問い合わせフォーム(リンク)からお気軽にどうぞ〜。
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