【フランス】パリで家探しは大変? 英語だけで生活できる? フランス留学予定者(理系)の質問に答える
- 2021/06/05
- 留学・ワーホリ
ボンジュール、パリマセのたーしーです。先日、理系の博士課程としてこれからフランスに留学される方からお問い合わせいただきました。
英語圏への留学に比べ、フランス留学の情報はなかなかインターネットで見つけにくいです。文系もそうですが、理系ならなおさらの印象。ですので参考までに、「パリでの家探しは大変?」「フランス留学中、英語だけで生活できる?」といった以下の5つの質問に、パリマセなりの回答をしてみたいと思います!
フランスに関するどんなことでもお問い合わせ受付中ですので、なにか質問があればお気軽にどうぞ〜。
(1)パリ国際大学都市の寮には博士期間中ずっと滞在できた?
ちなみに更新に関しては、不祥事を起こさない限りだいたい認められるので、ほとんど心配もいらないかと思います。したがって、博士論文を三年で書き上げられれば、博士課程の留学期間中ずっとパリ国際大学都市に滞在することができます。
パリ国際大学都市での生活の良い点、悪い点についてはこちらの記事でチェックしてください。
(2)寮に入らない場合、アパート等探すのは結構厳しい?
ちなみに寮に関してはパリ国際大学都市だけでなく、CROUSの寮もあるので場合によっては申し込んでみるのもありかと思います。フランス政府給費生でしたら優先的にCROUSの寮に入れてもらえるようです。
日本語での住居探しで使えそうな参考リンクをいくつか挙げておきます。ただし、ミックスビーは自由に投稿できる掲示板なので、情報元が信頼できるかどうかは各自で判断する必要があるので注意。
- パリ不動産(http://www.paris-fudosan.com/)
- オヴニー(https://ovninavi.com/categories/hebergement/)
- ミックスビー(https://fra.mixb.net/)
(3)パリで英語だけで生活するのは大変?
今ではフランス政府給費奨学金の試験も一部英語で行われているように、フランスに英語で留学するという選択肢としてありえると思います。※以前キャンパスフランスの留学PR動画内でも英語で「Choose France !」と言っていましたしね
事実、国籍問わず、パリに着いたときに「英語しかできない〜」という人は少なからずいます。そういう人たちも、フランスに来てから語学学習を始め、徐々にフランス語を覚えていきます。帰国する頃にはB1〜B2になる人も少なくないです。
もちろんフランス語と同じラテン語系の話者のほうが習得スピードは早いですが、日本人でも、社交的であればメキメキ語学力を伸ばせると思います。たとえば、英語だけでパリにやってきた理系の日本人の友人は、パリでできた友人との交流を通じて、フランス語だけでなくスペイン語も覚えて帰国しました。
ですので、挨拶や、買い物等で使う定型表現だけは留学前に覚えてしまい、後はこちらにきてから少しずつ学ぶというやり方もありだと思います。大事なのは、コミュニケーションを取りたいという気持ちだと思います!
(4)フランス政府給費奨学金の理系博士の難易度は?
もちろん多少フランス語ができたらアドバンテージになるでしょうが、英語の能力が高く、研究計画がしっかりしていれば、フランス政府給費留学生試験の理系博士課程枠に挑戦してみる価値があるのではないかと思います。
この枠については、詳しい情報を探しています……!
(5)パリにある日本人コミュニティって?
パリにある日仏団体「友愛」(http://www.yuai.fr/ja/)ではイベント企画や言語交換会を頻繁にやっているようです。私はこれまで参加したことがないのですが、日本人の友人たちはこのアソシエーションが企画するイベント等に行っていました。ですのでそこで出会える日本人も多いかと思います。コロナ禍が少しおさまったら、一度くらい行ってみたいですね。
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