【フランス】三度目のロックダウンなのでコロナ関連情報をまとめた
- 2021/03/19
- フランス生活

ボンジュール、パリマセのたーしーです。先ほどロックダウンがデクレテされましたね。三度目の Confinement。ふう。
ところで、先日パリマセを読んでくれている方から「日本でフランスの現在の状況が報道されないからたまにお知らせしてくれたら嬉しいな〜」との要請があったので、ちょうどいい機会だと思いまとめてみました。
最近のフランスでの新型コロナウイルス感染者数
まずは最近のフランスでの新型コロナウイルス感染者数を見てみましょう。
2021年3月18日(木)に発表された、24時間以内の感染者数は34,998件、病院での死亡者は268件でした。たぶん日本と比べたら多いのではないでしょうか。そして、この一週間での平均感染者数は約26,000件/日。これも、少なくない数であると言えるでしょう。
ちなみに私の知る限り、感染者数が最大だったのは2020年11月初めで、6日に60,000件/日を超える感染者数を記録しています。最初のロックダウンのときは平均感染者数が3,000〜4,000件だったのと比べてみると、その多さがわかるはずです。
ただこのときはPCR検査の数が増えたために感染者数も増えたのだと言われていました。
フランス、三度目のロックダウン(confinement)を発令
2021年3月18日(木)の19時から行われたジャン・カステックス首相およびオリヴィエ・ヴェラン保健大臣による記者会見で、ロックダウン(confinement)が発表されました。
対象地域は Ile-de-France, les Hauts-de-France, l’Eure, la Seine-Maritime et les Alpes-Maritimes。とりあえず期間は一ヶ月とのこと。また場合によっては他の地域にまで拡張するとのことです。
2020年春、2020年秋に続く、三度目のロックダウン。正直に言えば、ほんとうにウンザリです。まあでも仕方ないですよね。早く自由に移動できるように、そして美術館や劇場をはじめとする文化施設に行きたい!
以下に三度目のロックダウンのポイントを簡単にまとめました。
2020年3月、10月のロックダウンとは同じではない
まず重要なのが2020年3月、10月のロックダウンとは同じではないという点。学校は基本的に開いているし、時間制限なしに居住地から半径10キロ以内での外運動が許可されています(以前は原則一時間以内だった)。
ただし、どうしてもやむを得ない事情がある場合を除き、地域間の移動は禁止。日本でいうと、関東から関西に行っちゃだめみたいな感じですね。
また生活必需品(les produits de première nécessité)ではない店は閉めなければならないとのこと。そういえば先日、本屋が生活必需品として認められたというニュースを見た気がします。
こうしてみると前回、前々回と比べてかなりゆるめのロックダウン。ではやる意味はあるのか、もっとストリクトにやったほうがいいのでは、という気がしないでもないですが、、、on verra ですね。
夜間外出禁止(couvre-feu)は19時から
もういつからだったか忘れましたが、フランスはずっと18時以降の夜間外出が禁止でした(ただし働いている人は除く)。その夜間外出禁止の開始時間が、18時から19時に延ばされたようです。これも意味あるのかな……。
一週間のうち四日間はテレワーク推奨
会社や行政機関は「最大まで」テレワークを伸ばすように、とジャン・カステックス首相が言っていました。平日五日間のうち四日間はテレワークをすることが望ましいとのことです。果たしてこれは実現可能なのでしょうか……。
フランスにおけるワクチンの問題
最後に、フランスにおける新型コロナウイルスに対するワクチンの問題について書いておきます。
まず現在どれくらいワクチンが接種されているのか。2021年3月15日時点で、ワクチンを一回以上接種したのは 5,295,745人で全人口の7,9%です。そして、必要回数のワクチン接種を完了したのは 2,256,385人で全人口の3,36%です。
日本と比べるとどうでしょうか。
もちろんご高齢の方、(特に新型コロナウイルスで症状が悪化する可能性のある)病気の方、ハンディキャップのある方、医療従事者、介護職、等々優先でワクチン接種が進めれています。全人口にワクチンが行き渡るにはもう少し時間がかかりそうですね。
アストラゼネカのワクチンについて
日本でも報道されていると思いますが、アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発したワクチンが波紋を呼んでいます。接種後に血栓症を発症するケースがいくつか見られるというのが理由です。
それを受けて、ヨーロッパでは13カ国ほどがアストラゼネカ製ワクチンの使用を中止していました。具体的には、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、ドイツ、イタリア、キプロス、スペイン、ラトヴィア、スウェーデン。そしてフランスも使用を中止していました。
しかしフランス、イタリアはワクチン接種を再開するとのこと。フランスはジャン・カステックス首相が2021年3月19日(金)の午後に、アストラゼネカ製ワクチンを接種すると報道されています。自らワクチンを接種することで安全性をアピールするということでしょうが、どうなるか注目する必要があるでしょう。
なお既にアストラゼネカ製のワクチンを接種した方(つまり75歳以上か、50−74歳までの方)で、合併症があらわれた方はオリヴィエ・ヴェラン保健大臣に知らせるように、となっています。
ロックダウンを乗り越えよう
ということで、今日はフランスの新型コロナウイルスの状況をまとめてみました。なんとか生き延びましょう(私は生き延びる survivre という言葉は嫌いではないです)。何か質問等あれば、問い合わせフォームからご遠慮無く連絡ください 🙂
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