【フランス】コンフィズリー屋のカランバーとキャラメル、お土産にもおすすめ
ボンジュール、パリパリマセマセのたーしーです。
とにかく勉強ばかりの日々、なんだか口寂しく、甘味が欲しくなります。だけどクッキーやチョコでとはちょっと違う。お腹もそこまで減ってないし……なんだろう、キャラメル的な何かを食べたい気分でした。ということで、ほーしーと探してきました。
コンフィズリー屋さんでカランバーにキャラメルを楽しむ
やってきたのは15区のコンフィズリー屋さん
お目当ての場所は、15区にあるコンフィズリー屋さん。しかしそこは、小さなブティックではなく、業務用の卸売もやっている大きなお店なのです! 大容量のお菓子はもちろん、見たこともないレアなお菓子もある様子。期待に胸が膨らみます。
ちょっと奥まったところにある入口から、さっそくお店に入ってみます。作業をしているお兄さんがいたので、挨拶も忘れずに。
気にせずお店の中を進むと、今度は店番をしているおじいさんがいます。レジに座っているおじいさんを見ながら、さきほどより気持ち大きめな声で挨拶してみます。
また返事がありません。
実はこのお店、今回が初めてではなく、二度目の訪問なのです。一度目の訪問の時は、散々お菓子を見た挙げ句に何も買わずにお店を出ました。だから、「どうせ買わないんだろうこのアジア人は」と思われていたのかも(苦笑)。※さすがに覚えてはいないでしょうが。
キャラメル、グミ、カランバー……色々!
ノルマンディーのイジニー産の塩バターキャラメル
しかたがない、と気を取り直してお菓子を探すことにしましょう。ほーしーの苦手なレグリスのグミから、プロご用達のヴァローナのチョコレートまで。バラエティーに富んだラインナップ。
さらに、パックが近いということもあり、イースターのチョコレートや、ホタテやニワトリ、あるいは羊やウサギなどの形をしたチョコレートがたくさんありました!(イースターの記事はこちら)
だけど今回のお目当てはキャラメルです。あらためて探してみると、たくさんあるある! 可愛らしいギフト用の缶に詰められたものから、お徳用大容量パックまで。その中から、迷いながらもほーしーが選んだものがこちら!
乳製品で有名な、ノルマンディーのイジニー産の塩バターキャラメル。缶もとってもかわいいので、食べ終えたらボンボン入れにする予定です。
コーラとレモン味のグミ
ということでお次はグミを探します。グミの種類も豊富です! なにこれ食べられるの?というどぎつい色合いのものから、おなじみのアリボー(Haribo)のオランジーナ味まで。無難にアリボー(Haribo)にしておくかと迷ったけれど、せっかくだから食べたことのないこのグミにしてみました!
コーラとレモン味のグミ。食べてみると目の覚める酸っぱさ! 刺激を求めているたーしーも満足の一品でした。ナチュラルな色合いがまた良し◎
フランス駄菓子の王道、カランバー(Carambar)
もう一つくらいなにかほしいな〜と考えていた時に目に飛び込んできたのがこちら!!
皆さんご存知ですか?? フランス駄菓子の王道、カランバー(Carambar)です!
味のヴァリエーションが豊富で、飽きのこないお菓子。500g入りなのでちょっと多いのですが、購入を決めました。
ちなみにカランバー(Carambar)といえば、2015年に「フランス人に常に愛されるシャンソン」の第一位に輝いた Renaud, “Mistral gagnant”の歌詞にも出てきますね。
お会計〜優しいおじいさんと店員さん
こうして、両手にキャラメルとグミの重さを感じながらレジに向かいます。無視されないようにおじさんの正面に立ち、グミを差し出しながら、ケータイに目を落とすおじいさんに向かって二度目の挨拶。
すると、さきほどまでこちらに見向きもしなかったおじいさんが、お菓子の量に目を見開いて、
嬉しそうな顔が印象的でした。おじさんがお会計をしてくれている間、 “Servez-vous”(ご自由にどうぞ)と書かれた札とともにレジに山積みに鳴っていた小さな卵型のパック用のチョコレートが気になりました。「ご自由にお取りください」と書いているんだけれど、黙っていただく失礼なやつだと思われたくなかったので、いちおうおじいさんに尋ねます。
はじめの様子からは想像もできなかった笑顔とともに、元気よくそう答えてくれました!
こちらのお店、たしかに、スーパーのほうが安いグミもあるんじゃないかなと思います。だけど、他所では見かけない種類のコンフィズリーもたくさんあるし、なによりおじいさんのボンボンへのパッションを感じられるのが魅力的だなと感じました。
最後に、顔を覚えてもらったらまた今度来たときもチョコを貰えるかなと甘い期待をを抱きつつ、
とまた来ようという意志をさりげなくみせて店を後にします。店先には若い店員さん。挨拶すると今度は「Au revoir !」と返してくれました。
紙袋の中のグミの重みと、ようやくお店のお客さんになれたかなという温かい気持ちとともに、家路につくのでした。
コンフィズリー屋さんでカランバーにキャラメルを楽しむ まとめ
買ってきたお菓子が美味しくて大満足です。ふたたび勉強に集中できることでしょう。(たぶん、そうであってほしい)
それから久しぶりにコンフィズリー屋さんに行きましたが、やっぱりこういうお店はいいな〜と思いました。もっと色々なお店を回って、いろいろな人と話してみたいです。それでは à bientôt 🙂
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