【フランス】5月最終日曜日「母の日」の過ごし方
- 2017/05/14
- フランス生活
Bonjour à tous !! パリパリマセマセのほーしーです。
今日は5月14日。5月第2日曜日ですので、日本では「母の日」ですね。しかし! フランスでは5月最終日曜日が「母の日」(Fête des mères)なのです。
日本はフランスだけでなく、「母の日」というイベントは各国にあって、ヨーロッパでも私たちと同じように、なんらかの手段でお母さんに感謝の気持ちを伝えています。
みなさんは、どのような贈り物をしましたか?? あるいはする予定ですか??
そんな「母の日」、お菓子屋さんにとってもオリジナルケーキやギフトなどを用意する、大きなイベントの一つです。
お菓子やお花、ものに限らず料理や家事を手伝ったり、普段遠くに住んでいて、なかなか会えない人は、会いに行ったり、連絡をしてみたり……。
以前、日本に住んでいるフランス語の先生(フランス人)に、フランスにも同じ様に母の日はあるのかと質問したところ、次のように言われたことがあります。
なるほど、やはりですね……。その他のたくさんのイベント事と同様に、「母の日」の発祥にもキリスト教が絡んでいるようです。
少し調べてみると、もともとは、ヨーロッパでキリスト教徒が初めに洗礼を受けた教会(つまり母教会)に感謝する、という行事を起源としていたとのこと。それが17世紀初頭のイギリスでの出来事で、しだいに、家族の中の母親に感謝することへと発展したそうです。
今では国ごとにその日にちは若干異なり、冒頭で述べたように、日本では5月の第2日曜日ですが、フランスは5月の最終日曜日だそうです。
ちなみに、ドイツは日本と同じ、5月14日。こちらはドイツのパティシエのお友達から頂きました写真です。可愛らしいハートのパイ、そして凄い数ですね!
私は実家になかなか帰省できないので、毎年できる限り何かプレゼントを送っていましたが、今年はまた海外と言うこともあり、贈りそびれてしまいました……。
かろうじて連絡だけは取ったのでが、本来なら物よりも何よりも、直接会って食事でも出来れば良いのではと、個人的には思います。
フランスでは、特に私の滞在先の家族は、子供たちは頻繁に帰省し、成人しても親子であり、家族であり続ける姿は羨ましく、見習わなければと思います。
母の日はもうすぐ終わりますが、遅れてごめんね、でも良いのです。
お花を贈るのも素敵ですね!
あなたは、母の日に何をおくりますか?
“カーネーションでは無いけれど、街中で見頃のバラ”
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